オルト矯正(ORT矯正)
症例写真

No.13

反対咬合/交差咬合

前歯の交差咬合

治療経過を写真でみる

■ 正面

Before

2016.9.27

After

2018.9.15

初診時には上顎前歯よりも下顎前歯の方が前に出ている交差咬合になっていましたが、終了時には綺麗な噛み合わせに改善されました。

■ 上の歯並び

Before

2016.9.27

After

2018.9.15

初診時にはガタガタとしていた歯並びが、終了時には綺麗なアーチへと改善されました。

■ 

Before

2016.9.27

After

2018.9.15

初診時には真っ直ぐに立っていても、全身が前傾し、肩よりも頭位が前方にあり、膝の曲がった姿勢をしていましたが、終了後には、くるぶしから耳までがほぼ一直線に近づき真っ直ぐに立てるようになりました。ORT矯正治療をすることで、頭蓋顔面の発育が良くなり、呼吸の通り道である気道が広がったことで、まっすぐ立っても苦しくなくなったことが分かります。

年齢・性別
男児
症状
反対咬合、交差咬合、上下叢生、姿勢が悪い
原因

根本原因は、鼻づまりから始まり、代償作用として口呼吸になったことで、安静時にも常に口が開き、舌が口蓋に位置せず、結果的に上顎が劣成長になりました。初診時には副鼻腔の炎症も診られました。
その他の代償作用として、異常嚥下もみられました。

治療内容

全体:2年間のトレーナープログラム
(月に1階来院、その中で装置の調整で2週間に1回来院)
根本原因の改善:舌小帯・上唇小帯の切除
代償性原因の改善:舌・口唇・嚥下・姿勢を改善させるためのトレーニング
トレーニングと平行してバイオブロックを1回使用(1回の使用は4か月間)
2年経過後は、メンテナンスで経過観察中

治療費
440,000円
動的治療期間
2年
リスク・副作用

・歯の移動に伴って痛みや違和感を感じることがあります。
・オルト矯正(ORT矯正)治療は本人のやる気がなければ成功しません。
・終了後も口腔筋機能が正しく保持されない場合に後戻りをする可能性があります。
・歯の移動により歯肉が退縮することがあります。
・治療期間は個々の歯並びの重症度によっては治療期間が延びる可能性があります。
・本人、ご家族のコンプライアンスが得られない場合に治療を中断することがあります。

治療に用いた主な装置

マイオブレース、バイオブロック、フェイスマスク

抜歯部位
なし
担当医師
井上敬介
担当トレーナー
桑名亜季