オルト矯正(ORT矯正)
症例写真
No.12
治療経過を写真でみる
■ 正面
Before
2018.10.27
After
2020.10.23
初診時には上の前歯が外側を向いていましたが、
終了時には真っ直ぐに生えそろい、少し深かった噛みあわせも改善して
笑った時に見える歯並びが綺麗になりました。
■ 上の歯並び
Before
2018.10.27
After
2020.10.23
初診時には、真四角に見えた歯列のアーチは、
トレーニングにより、間違った嚥下の癖の改善や、
舌の正しい位置、口唇の閉じ方を身につけられたことで、
終了時には丸い綺麗なアーチにに近づきました。
■ 下の歯並び
Before
2018.10.27
After
2020.10.23
お子さん本人の主訴でもあった歯並びのガタガタは、
トレーニングの結果により綺麗なアーチに改善されました。
- 年齢・性別
- 女児
- 症状
- 上下ともに歯列叢生
- 原因
根本的な原因はアレルギーによる鼻づまりが原因で、口呼吸が習慣化し、常に口が開いてしまっている。
それにより、舌が正しく上顎全体に位置することができず、舌や口唇の筋力が低下した。
舌や口唇が正しく機能しないことから、間違った嚥下が習慣になり
さまざまな代償性原因に繋がり、結果的に歯並びが悪くなってしまった。
- 治療内容
全体:2年間のトレーナープログラム
(トレーニングで月に1回の来院・装置の調整で2週間に1回来院)
根本原因の改善:鼻づまりが重症なため、小児科と連携をとり、アレルギー症状の改善
代償性原因の改善:舌・口唇・嚥下・姿勢を改善させるためのトレーニング
トレーニングと平行してバイオブロックを1回使用(1回の使用は4か月間)
- 治療費
- 350,000(毎回再診料別途)
- 動的治療期間
- 2年
- リスク・副作用
・歯の移動に伴って痛みや違和感を感じることがあります。
・オルト矯正(ORT矯正)治療は本人のやる気がなければ成功しません。
・終了後も口腔筋機能が正しく保持されない場合に後戻りをする可能性があります。
・歯の移動により歯肉が退縮することがあります。
・治療期間は個々の歯並びの重症度によっては治療期間が延びる可能性があります。
・本人、ご家族のコンプライアンスが得られない場合に治療を中断することがあります。
- 治療に用いた主な装置
マイオブレース、バイオブロック、フェイスマスク
- 抜歯部位
- なし
- 担当医師
- 井上敬介
- 担当トレーナー
- 伊藤綾香