オルト矯正(ORT矯正)
症例写真
No.11
治療経過を写真でみる
■ 正面
Before
2017.7.22
After
2019.6.22
ガタガタとしていた歯並びが、終了時にはとても綺麗な歯並びに改善しました。
■ 上の歯並び
Before
2027.7.22
After
2019.6.22
初診時には上顎がせまく歯列のアーチは三角で、
永久歯が並ぶスペースがなかった歯並びが、
筋機能トレーニングの成果により、舌が上顎に常に位置することで
舌の形に上顎が成長し、きれいな丸いアーチになりました。
それにより、歯並びも綺麗に改善されました。
■ 下の歯並び
Before
2017.7.22
After
2019.6.22
患者さんの主訴でもあった、歯並びのガタガタが、
終了時には綺麗な歯並びへ改善されました。
- 年齢・性別
- 女児
- 症状
- 上下ともに歯列叢生
- 原因
根本的な原因は鼻づまりによる口呼吸が原因で、舌が正しく上顎全体に位置することができず、歯並びがV字のように狭窄している。
口呼吸の習慣化から、常に口があいている。
舌や口唇が正しく機能しないことから、間違った嚥下が習慣になり
嚥下するたびに、舌が常に歯を押して飲み込む癖がついたことで、
正面の歯並びの写真のように、上下の歯に隙間が空いている。
さまざまな代償性原因に繋がり、結果的に歯並びが悪くなってしまった。
- 治療内容
全体:2年間のトレーナープログラム
(月に1回の来院でトレーニング、装置の調整で2週間に1回来院)
根本原因の改善:鼻づまり解消トレーニング、呼吸のトレーニングにより、鼻呼吸の確立
代償性原因の改善:舌・口唇・嚥下・姿勢を改善させるためのトレーニング
トレーニングと平行してバイオブロックを1回使用(1回の使用は4か月間)
- 治療費
- 360,000円(毎回再診料別途)
- 動的治療期間
- 2年
- リスク・副作用
・歯の移動に伴って痛みや違和感を感じることがあります。
・オルト矯正(ORT矯正)治療は本人のやる気がなければ成功しません。
・終了後も口腔筋機能が正しく保持されない場合に後戻りをする可能性があります。
・歯の移動により歯肉が退縮することがあります。
・治療期間は個々の歯並びの重症度によっては治療期間が延びる可能性があります。
・本人、ご家族のコンプライアンスが得られない場合に治療を中断することがあります。
- 治療に用いた主な装置
マイオマンチー、マイオブレース、バイオブロック、フェイスマスク
- 抜歯部位
- なし
- 担当医師
- 井上敬介
- 担当トレーナー
- 伊藤綾香