オルト矯正(ORT矯正)
症例写真

No.10

反対咬合、すきっ歯

4歳 男児

治療経過を写真でみる

■ 正面

Before

2023.7.22

After

2024.3.23

内側に引っ込んでいた上顎が前方に成長し、噛み合わせが改善されてきました

■ 横から見た歯並び

Before

2023.7.22

After

2024.3.23

噛み合わせが改善されてきました

■ 舌小帯

Before

2023.7.22

After

2024.3.23

歯並び、噛み合わせが悪くなった根本原因でもある舌小帯は
初診時には舌小帯が短く、正しい上顎の位置につけることができず、
筋力も低下していたが、終了時には、自力で舌を上顎全体につけることが
できるようになりました。
短かった舌小帯もトレーニングにより伸び、舌の筋力も強くなりました。

年齢・性別
4歳 男児
症状
反対咬合、歯間空隙
原因

根本的な原因は舌小帯が短いことと、扁桃肥大が肥大していることで、鼻呼吸が困難になった。
習慣的に口が開いていることから、上顎が劣成長になり、噛み合わせが反対咬合になった。
舌や口唇が正しく機能しないことから、間違った嚥下が習慣になり
さまざまな代償性原因に繋がり、結果的に歯並びが悪くなってしまった。

治療内容

全体:8ヶ月のプレトレーナープログラム
(2ヶ月間は1週間に1回の来院・残り6年間は1ヵ月に1回の来院と、装置の調整で2週間に1回来院)
根本原因の改善:舌小帯を伸ばすための舌トレーニング
代償性原因の改善:舌・口唇・嚥下・姿勢を改善させるためのトレーニング
トレーニングと平行してバイオブロックを1回使用(1回の使用は4か月間)
現在メンテナンスで経過観察中

治療費
154,000円
動的治療期間
8ヶ月
リスク・副作用

・歯の移動に伴って痛みや違和感を感じることがあります。
・オルト矯正(ORT矯正)治療は本人のやる気がなければ成功しません。
・終了後も口腔筋機能が正しく保持されない場合に後戻りをする可能性があります。
・歯の移動により歯肉が退縮することがあります。
・治療期間は個々の歯並びの重症度によっては治療期間が延びる可能性があります。
・本人、ご家族のコンプライアンスが得られない場合に治療を中断することがあります。

治療に用いた主な装置

マイオマンチー、マイオブレース、バイオブロック、フェイスマスク
3月1日 16:51

抜歯部位
なし
担当医師
小川裕一郎
担当トレーナー
有村愛加