
スタッフおすすめの本を紹介します
サンジョルディの日を知っていますか?
「サンジョルディの日」とは、スペイン・カタルーニャ地方のサン・ジョルディ伝説がもとになっています。キリスト教では、悪獣のいけにえに差し出された王女を救った伝説の騎士、聖ゲルゲギオス(=サン・ジョルディ)を愛の守護聖人としてたたえています。4月23日は彼が殉教した日で、キリスト教の祝日です。
この4月23日が、いつしかに本と花を贈りあって、愛する気持ちを伝え合う日となりました。
さらに文豪として名高いセルヴァンテスとシェークスピアの命日でもあることから、本との結びつきが強まり、日本でも4月23日に本を贈るという習慣が、静かなブームになっています。

あなたにおすすめしたい本があります
以前、アイデンタルクリニックでは、スタッフ同士で本を贈りあうということをしました。自分が読んでみて、いいなと思った本を他の誰かにおすすめし、おすすめされた人がその本の感想を伝えるというものです。これが、意外に好評でした。
最近ではネット通販など、とても便利な世の中になりました。自分の趣味嗜好がスマホの中(ネットワークの中)で繋がっていて、何かひとつを検索したり購入したりするとそれに関連するものが自動的におすすめされます。しかし便利になった分、まったく新しい可能性や新たな興味に触れにくくなったということがあります。直接本屋さんへ足を運べば、探していた本以外のものに目がとまり、書店スタッフの方のおすすめPOPなどから興味をひくこともあるでしょう。
同じように、誰かがおすすめした本を知り、それに目を通すことで、その本の世界に引き込まれることはもちろん、その人の考え方や感じ方に触れ、これまで知らなかった新たな一面に気づく機会になるかもしれません。スタッフ同士でもそうですが、来院者の方からすれば、
「自分を担当してくれるあの人がおすすめしている本ってどんな本だろう」
「いつも顔を合わせているあの人がこの本を読んでどんな感想を持つだろう」
という、その人を知る良い機会にもなると思っていますし、本を通じて、もっと人と人をつないだり、わかりあったりできればと思っています。
今月のおすすめの本
毎月23日に、おすすめの本を紹介します。
今月のおすすめの本は・・・
『一汁一菜でよいという提案』著:土井善晴
おすすめした人:保育士 宮本裕子
食事は全てのはじまり。日々の食事がいかに大切かが書かれた本です。季節の野菜を中心に丁寧な毎日の食事をしていきたいものです。
おすすめされた人:歯科衛生士 桑名亜季
おもてなし料理と普段の料理は違うもの。普段はごはんとお味噌汁、漬け物。そのシンプルな物で充分であるということ。旬な物、家にあるものをお味噌汁に入れればいい。肩の荷がおりる。インスタなどみても見た目重視とか時間かけて作り上げるとか、それが家族にしてあげる良いことみたいな思い込みを捨てられる。

『運の鍛え方』著:ゲッターズ飯田
おすすめした人:保育士 名越美里
運は簡単に鍛えられるものだった!?ゲッターズ飯田が「運を鍛える方法」を完全伝授!!素敵な人生を送るためのヒントが見つかるかもしれません。
おすすめされた人:保育士 肥田未来
日々、「運が良かった!」「運が悪かった」など運という言葉を使います。運とはいったいなんなのかからはじまり項目に分かれていてとても読みやすい楽しい本でした!
