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こども予防歯科・矯正クリニック

歯科・予防

子どもの矯正治療はいつからはじめる?発育を考えた子ども矯正治療

2019.11.25

きれいな歯並びは相手に与える印象も異なるものです。ママであればなおさら我が子の歯並びが気になるのは当然のことだと思います。

子どもの矯正治療を考える時、どのぐらいの時期からどういった矯正をスタートしたほうがいいのか、また歯医者さん目線でのよい歯並びと悪い歯並びなど、今回はママたちに見てもらいたい、子どもの矯正治療(小児矯正)についてお教えします。

子どもの矯正治療を開始するタイミングは?

子どもの矯正治療はいつから開始したほうがいいのかとよく当院でも聞かれますが、歯医者に通っていないママの中にも気になっている方は多いのではないでしょうか。

一般的に受診される方のほとんどが、78歳頃に前歯の永久歯が出てきたときに綺麗に歯が並ばず、親御さんが歯並びを気にされて矯正を始めるというケースです。また中には、永久歯が生えそろってから始めるというケースもあります。

単純に悪くなった歯並びを矯正治療するという観点だけで言えば、子どもの発育によって個人差がありますが、骨格の成長期である5歳頃~12歳ころまでに行うとよいと言われており、年齢や歯の成長度合いに応じて使用する歯科矯正装置は異なります。

子どものよい歯並び、悪い歯並びとは?

乳歯・永久歯と成長に応じて入れ替わる子どもの歯。乳歯と永久歯でどういった歯並びがよい歯並びとされているのか、これも親なら気になるところかと思います。

子どものよい歯並びは、永久歯の場合は、口腔写真を見たときに顎が広いU字型をしていて歯と歯の重なりが無く並ぶ歯並びを指します。また前歯の噛み合わせは上の歯が外側でかみ、下の前歯が見え顎のズレがない歯並びです。乳歯の場合は、5歳で前歯が先端同士で噛み(切端咬合)、歯と歯の間にスペースがあると良いとされています。

逆に悪い歯並びは、歯と歯が重なってしまい、上の前歯が大きく出ていたり、下の前歯が出ていて反対に噛んでしまう、前歯が噛み合わない、顎のズレが見受けられるという歯並びを指します。また笑った時に上の歯ぐきが見えることをガミースマイルといい、これは顔面の発達がよくない場合に起こると言われています。

アイデンタルクリニックのマウスピース型筋機能治療

現代のママたちの幼少期は、一般的にワイヤー型の矯正装置というものが主流だったと思いますが、当院が推奨する子ども向けのマウスピース型矯正治療は、子どもの発育を考え、主に歯並びが悪くなってしまった悪い癖などの根本原因に着目。正しい呼吸や筋機能の使い方を学ぶオーストラリアで開発された新しい治療法です。

マイオブレースという矯正装置はそれらの助けを行うもので、歯を並べるためのものではない点でワイヤーなど他の矯正装置とは異なります。歯を強制的に動かすものではないので、正しい舌の位置、鼻呼吸や飲み込みを獲得すると、顔面や顎がしっかり成長し、自ずと歯がきれいに並びます。

また顔面の成長は8歳頃までに成人の約8割まで成長するとされ、前歯が永久歯に入れ替わる頃までに開始すると良いとされています。成長の早い子では4歳ごろから始められます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。歯並び矯正といっても、現在は子どもの発育に応じて多様な選択肢があります。ただ悪くなってから治すというのではなく、悪くならないための予防を含めた矯正を行うという視点をクリニックでは大事にしています。子どもの癖で、口があいている、口呼吸している、姿勢が悪い、いびきをかく、ほおづえをつくなど、症状が気になる方には、当院で毎月第4土曜日9:00から無料の「こどものための歯ならび相談会」(診査・診断は別途費用がかかります)を行っています。

WEBサイトから事前予約できますのでぜひ一度相談してみてくださいね。